浅草に来たら洋食と言わせたい

 

 少し遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。

本年も、浅草と「ア・トレ・ヤン」を宜しくお願いします。

 

とはいえ、浅草という町にとっては、本当に正念場というところです。外人の観光客は増えてはいますが、浅草寺や仲見世を通り過ぎるだけの方が多く、浅草を楽しむという要素が実にかけている昨今のような気がするわけです。

 

そして、飲食店も、昔からの伝統を保ちつつ、明日につながる変革が必要な時なのですが、いまひとつおぼつかないといったところです。テレビでやっているような外人を追いかけるような特集でも、彼らがチェーン店のような、安い入りやすいところで日本を味わっているような感じが多く、なかなか老舗に外人の皆様が列をなすということがないのは、かなり歯がゆいと思われるわけです。

 

そして、「洋食」も浅草の顔の一つであるはずなのですが、いまひとつ、皆がそれを目指して浅草にやってくる風景にはなっていない。もちろん、国際劇場がなくなり、六区には映画館さえなくなってしまった今では、来るついでがないともいえますし、本当に滅入る話ばかり。

 

本当に、若い皆様、若い女子の皆様、浅草に来て、浅草を変えてください!ここで起業してくださる方が増えることも望みます。ある意味、21世紀に入って進化していない一等地なのです。

 

そんな中、当店は、従来の味にこだわりながらも、今年は様々な新しいことをやっていきたいとは思っております。浅草といったら、「ア・トレ・ヤン」を気にしていただけるように頑張りますのでご期待ください!